シルバープリンセス 乗船


2012年5月23日に乗船の機会がありました。

シルバークイーンよりも一回り大きな印象ですが、積載するトラックの数や乗用車の数などはほとんど変わりなしです。驚くことに、旅客店員がSQの600名に対してSPは500名に減っています。





船内の印象も、パブリックスペースは非常に少なく、その分個室の数が異様に多いのが特徴です。

2等寝台

今回利用した2等寝台ですが、全て個室でカードキーでロックを解除する仕組みです。
このタイプだけで30部屋あります。壁は薄いので隣の音は丸聞こえですが、施錠できる安心感は抜群です。
また、実際に見たわけではないですがドライバー室が大変充実しているようで、ベットが80床あるようです。

2等室



1区画当たり20人定員で、10区画、女性専用が2区画で合計12区画。
区画の仕切りの間にはイスとテーブルが設置してあるなど、今までは見たことがない仕様(^^;

1等室


4人タイプの和洋室、ベットの幅が今までより少し広がってる感じですねぇ。16部屋


2名タイプの洋室、ベットは2段で少々狭さは感じますが、まぁこれもありかな。このタイプで24部屋

あとは4人和室が5部屋、ペット同伴可能2名部屋が2部屋あるようです。

特等室は5部屋で今回は撮影はなし、いつか利用してみたいと思います(^^;

パブリックスペース

ロビーエントランス えーっと、これだけです(^^;
今まで、エントランスは広くて椅子がいっぱいあってと言うイメージでしたが、覆されています(^^;
レセプション、パソコンカウンター、公衆電話、ソファー(8席)テレビ2台、レセプションと売店が一緒になってます。

オートレストラン


セルフ調理スペース 電子レンジや、お湯が用意されている区画


冷凍食品、カップら―などの自販機


オートレストランの飲食スペース
4人掛けが4 2人掛けが4しかないです(^^;

壁などを見て何か気が付いた方は結構船好きかも、というのも船内の構造物がむき出しのインテリアデザインとなっています。自販機設置スペースや、セルフ調理スペースなどの仕切りは、6mm厚の鉄板で、白に塗装し、ピンクとシルバーのカッティングシートを張ってしゃれたデザインとなっています。余計な壁材などを使用しない分、軽量化に貢献してるかもですねぇ。

ロビーから最上階の特等室と浴室のあるフロアまで続く階段、よく見ますとここも鉄板むき出しです!


尚、浴室ですが、写真は撮れませんでしたがなかなか素敵な浴室です!!
間接照明を多用してあり、夜に入りましたがなんとも落ち着く雰囲気を醸し出していました、まぁうねりで揺れて湯船につかっているのが大変でしたが(^^;

遊歩甲板

特に締め切られるわけでもなく自由に出入りOK!


天気のいい日は気持ちいいでしょうなぁ



この航路にしては珍しく、車両後半からの下船
というのも、八戸フェリーターミナルは、八戸港の防波堤機能が低下しているため、うねりが大きいときは、影響を受けてしまうため一番奥にある、八太郎岸壁に着岸し、車両甲板からバスでターミナルまで移動すると言う手段を取っています。

早期の防波堤機能の回復を祈念いたします。

でもあの防波堤、規模がデカいんですよね~

個室が非常に多い、今どきフェリーといった感じでございます!!

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